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sketch no.1

吹奏楽オリジナル作品のスケッチ。

トロンボーン三重奏曲の作曲について

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こんばんは! ここんところ作曲をはじめてみまして、思い立ってトロンボーン三重奏の曲を作ってみました。 わりと生まれて初めてレベルで作曲をしたのでどんなふうになるのか、完成するのか心配でしたがなんとか形にすることができたのでよかったです。 今回は3曲が完成したので、それぞれの曲について少し解説をしたいと思います。 Ⅰ.Opening この曲は本当に1曲目に作曲しました。 実はこの曲を作ったのは3時間程度で、風邪真っ只中でなにも手に付かない状況で思いついて作りました。 夢の中にいるような、場面がどんどん変わってふわふわしてる感じ。 拍子は12/8で、ほぼ変わらずです。 複雑にからむリズムと音程。4度と2度を組み合わせた不思議な部分と、3度と5度の調和がとれた楽しい部分のコントラストが際立つ曲となってます。 途中で4連符が出てきたりしてかなり演奏がし辛い曲になってしまいました。。 もし楽譜を出すならその点修正して演奏しやすいように改良したいと思います。 Ⅱ.Chaconne 3曲中最後に作った作品です。 はじめは日本風とコラールを合わせて作ってみようとしてましたが、途中から通奏低音をメロディにして展開させることを思いつき、シャコンヌとして完成しました。 序盤の物々しい雰囲気から途中、メロディが1stに引き継がれますが、実は音形・音は変わっておりません。だけど曲の雰囲気はガラッと明るくなり、まるで讃美歌のようにも聞こえます。 このあたりは編曲をたくさんしているなかで得た手法です。いかに同じテーマで既存のイメージを壊すか。それを楽しみながら作曲しました。 演奏については、お恥ずかしながら3曲中一番下手です、、、苦手なんですねきっと、、、 ♯調の短調、且つレガートでピアノの音量。こういったトロンボーンにとってかなり難易度の高い曲になってしまいました、、これが上手く吹けたらすごく綺麗だろうなと思います。 Ⅲ.Presto 3曲中最もタンギングを酷使する曲です、、w コンセプトは、多様性。です。 3人の奏者が聞き手の周りを取り囲んで演奏したときに、同じ音なんだけどいろんなところからいろんなリズムが聞こえてくる。音が自分のまわりをぐるぐると移動しているかのように聞