原曲に忠実に

アレンジをするときに、原曲に忠実にやる。という言葉を聞きます。


これは何を持って忠実にやるのでしょうか?

一つは、原曲にある音をそのまんま楽譜にするということ。だから音は一つも狂いはなく出ている音は原曲そのままである。ということ。


一つは、原曲を元に、編成に合わせて音を配置し聴いている側が原曲と同じような雰囲気を感じ取ることができる。ということ。


どちらも正解だと思いますが、自分は後者を選択しますね。なぜなら、原曲の音に忠実に配置した結果、原曲とは違う音が聞こえてくる場合があるからです。違う音楽になってしまう。それは、楽譜は正解でも聞くがわからすると正解ではないと思うからです。


最近は原曲志向が強いので、なるべく原曲の通りの音楽、雰囲気にするために、原曲には無い音やリズムを使ったりします。これによってシンセ音源を生楽器に変えた時に同じように聴こえるのを狙っているからです。


そこをあくまでも原曲の音そのものに忠実になろうとすると、出来上がるものは納得の行く譜面かもしれませんが、実際に鳴っている音はまったく見当違いになることがあると思います。


そうするとどうなるんですかね、原曲に忠実に。というのはなにをもって忠実になのかですね。



あ、原曲を忠実に再現してみた。と原曲を忠実に楽譜にしてみた。

の違いですかね。


(=_=)寝よ

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