トロンボーンの参考書
トロンボーンの参考書
先日ツイッターで、トロンボーンのノウハウ本を作ってみたいというツイートをして多くの反響をいただきました。参考書という位置づけがおそらくしっくりくるんじゃないかなと思いましたので、そのような方向で進めてみたいと思います。これまで講座動画を作るにあたってたくさんのご質問をいただいておりましたが、その中には教則本には書いていないこともあり、また指導者にとっては当たり前だと思われていることが、楽器を始めたばかりの人やアマチュアにとってはそうでないことも多々ありました。
例えば、
・音が割れてしまう、どうしたらいいか?
という質問があります。これは「音を割らないでください。」で済まされることが多く、吹き手は音を割らないようにそっと吹くことや、小さく吹くことに意識を向けてしまうため結果として、【音が鳴ってない】【後押し】【音抜けが悪い】という方向になってしまいます。本来であれば、音が割れるという現象は【その音に対して、息のスピードが速すぎる or 息の量が足りない or タンギングが強すぎる】という全体のバランスが悪いことで起こるため、ブレスの仕方(吸い方と吐き方)を改善するのと、ノンタンギングでの効率のいい息の入れ方(息の初速)の習得、音の出始めから終わりまで意識をもつ(音が割れる人の多くは音の出だししか意識がなく、音の伸びている間、終わるまでの意識が少ない)ことによって軌道修正することができます。
【音を割らないでください】だけだと、【割ってはいけない】という意識が根付いてしまっているため、そこから音を鳴らすことがかなり難しくなってしまいます。そこから苦手意識ができてどうしたらいいかわからないという状況になります。辛いですよね。。
こういったケースが多くあると思い動画では対応しきれない現実もあるため、今回一つの参考書といった形に残すことで少しでもトロンボーン吹きの人が楽しくステップアップできたらいいなと思ってます。
コンセプトとしては、
トロンボーンの教則本では教えてくれない細かいことや、普段何気なくやっていることだけど実は見落としていることを、
dRoiDのこれまでの経験をもとに解説していく。
のようなことを考えています。
ですので、いわゆる教則本とは違います。
教則本や普段のレッスンと並行して使うことで、理解を深める手助けになればと思います。まさしく参考書ですね。
今何について書こうか書き出している最中です。
自分のこれまでのレッスン経験から、いろいろ思いだしているので自分でもいい機会だと思ってやっています!
書く内容は一度には書ききれないし、企業秘密にすることでもないのでこのブログにて1項目ごとに書いてみてもいいかなーと思ってます。
完成できるといいな、、、
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