上手くなるためにはどうしたらいいか?
上手くなるにはどうしたらいいですか?
こういう質問をよく受けます。極論を言ってしまえば「そんなの僕が教えてほしいわw」ですが、それでは先に進まないので今の自分なりの考えを書いてみます。
上手くなるというのは具体的にどういうことでしょう?
たぶん人それぞれ考えることはあると思いますが、どうなった状態が上手くなる。ということかを具体的にしてみるところからはじめてみましょう。
タンギングがきれいにできる。
高い音が出せるようになる。
肺活量がもっと増える。
速いパッセージができる。
等々
人によって目的があるはずです。
「とりあえず上手くなりたい。」というのだけ言っても上手くはなりません。
どう上手くなりたいのか?
これを知ることが上手くなる第一歩です。
自分がどのくらい下手なのか知る
どう上手くなりたいか。と同じくらい大事なのはここです。
自分の実力を知ることが上手くなる一歩です。
自分の実力を客観的にみて、自分の求めるレベルとどのくらい違うのか、そして何が足りないのかを知ることができれば、もう上手くなる準備はほとんど整ったと思います。
さて、ここまで書いたらどうすれば自分の実力を客観的に見れるかわかると思います。
そうです、録音してみましょう。
今は便利な時代で、スマホさえあれば簡単に高音質で録音することができるようになりました。自分の演奏、なんでも構いません。ロングトーンやリップスラー、曲でもなんでもいいです。まず録音してみてぜひ聞いてみてください!
自分の実力のなさに愕然とすると思います。
それでいいんです。自分の演奏が下手だと感じるということは、つまり【自分が思っているほどうまくなかった。= 自分の理想はもっと高いところにある】ということです。
次は、何が悪いのかよーく聞き直してみましょう。音程?発音?音色?
【全部】っていう答えはやめましょう。それはある意味逃げなので、その全部の中身を詳細にすることが大事です。
そうやって自分にとって直すべき点を明らかにすることで、具体的になにをすべきかわかってきます。それで繰り返し録音をしたり、メニューを組んで集中的に練習したりすれば、自然と自分の理想に近くなっていきます。
それが、上手くなる。
ということだと思います。そして、どんなに自分が上手くなっても今の自分に満足することはなかなかないと思います。満足したらそこで成長がストップするからです。
作品を完成させたときの満足感はあってもいいと思いますが、自分の実力に絶対満足は訪れることはないかもしれませんね。。
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