マウスピースを選ぶときに気をつけること

マウスピースの選び方

マウスピースって皆さんどうしてます?
学校にあったケースに入ってたやつをそのまま使ってる、買った楽器についてたやつを使ってる、自分で買いに行った、マウスピースコレクターだ!etc.

いろいろあると思います。

極論、吹きやすければなんでもいい。

ではありますが今回はマウスピースの選び方、そしてそのあとの付き合い方について書いてみたいと思います。

付属品、それって自分に合ってる??

学校にある楽器や、買った楽器には大抵付属のマウスピースが入っていると思います。なんの疑いもなしに吹いていると思いますが、自分のスキルアップのために自分に合っているものを選んでみてはいかがでしょう?

付属のものは、すべてとは言いませんがほとんどが万人受けするように中くらいのサイズで作られており、それが一番いい!という人もいるかもしれませんが、他のサイズと吹き比べてみてそこに行きつくのであればいいと思います。

今自分が使っているマウスピース以外を吹いたことがない人は、一度楽器屋さんでいろんなサイズのマウスピースを吹かせてもらいましょう。そうすると「あ、この楽器ってこんなに吹きやすいんだ」など発見があると思います。

マウスピースの選び方

さて選び方です。これが正解というのはないですが共通して言えるのは、楽器を持参したほうがいい。ということだと思います。マウスピースと楽器は合わせて一つの楽器として成立するのでどちらかがかけてしまうとちゃんと選ぶことができません。

楽器屋さんに行ったら、今自分が使っているマウスピースと同じくらいのサイズを何種類か出してもらいましょう。そこから少し大きくや少し小さくなど冒険をしてみるのもありです。(ヤマハ系でしたら、51c4 or 48を使っていると思うので47~52くらい。Bach系でしたら、6 1/2ALや5GS あたりを使っていると思うので、6 1/2AM~5Gくらいですかね。)

自分のマウスピースのサイズを言って、このくらいのサイズで。と言えば伝わりますよ。

おそらく個室に案内されるので、そこで自分の楽器を組み立てて、片っ端から吹いてみましょう。吹きやすいマウスピースを選ぶために、吹き比べをするときには毎回同じフレーズを吹くといいです。

例えば
・真ん中のFをロングトーン(フォルテ)
・チューニングのBをロングトーン(フォルテ)
・音階(B Dur)
・好きなフレーズ2つくらい?

僕はこんな感じですね。それで吹き比べをしているうちに、これは微妙だなっていうのが出てくると思うのでそしたらそのマウスピースはもう選ぶ候補から外していいです。第一印象は意外と大事です。

そうやって消去法で選んでいるうちに、3本くらいに絞れてくるといい感じです。
(誰かに一緒に来てもらって聴き比べてもらうのもいいですね。)

最後の1本を絞り込むのは、あとは好みですw 吹きたいなと思えるマウスピースを選べれば上達も早くなるとおもいますよ。

選ぶときに気をつけること

・マウスピースを選ぶときは、調子がいいときにしましょう。悪いときに選んでも良いものは選べないです。調子が悪いからよくするために選ぶのではなく、今の調子をもっとよくするために選ぶ。です。


・高い音 or 低い音が出しやすいマウスピースが欲しい。という理由で選ぶのはやめましょう。マウスピースを変えても一時的には出るようになるかもしれませんが根本の解決にはなりません。自分が上達しないと音域は広がりません。


・一度選んだマウスピースは、はじめはとても調子よく使うことができると思いますが、2週間くらい経つと吹きにくくなると思います。その時に「やっぱり前のマウスピースのほうが吹きやすい」からと言って戻すのはよくありません。唇の筋肉のバランスが崩れる為必ず通らなければならない道です、新しいマウスピースの吹き方に慣れていけばだんだんと吹きやすくなり、以前のマウスピースより良いパフォーマンスがでるようになります。


・新しいマウスピースに慣れるためには、今までのマウスピースのことは忘れましょう。今までのものと吹き比べをするのもよくないです。今までのマウスピースの吹き方で新しいマウスピースを吹くことはできないので、新しいマウスピースではどうやったら上手く吹けるかを丁寧に観察しながら練習することで慣れていくことができます。


良いマウスピースに出会えると良いですね。

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